牛肉の豆知識 · 2019/05/20

肩ロース肉の特徴を一番表しているのが“ザブトン”

こんにちは千葉県佐倉市のお肉の鳥羽ミートです。

気温と食事の関係は密接で当店でもいよいよ牛肉の売れ筋が変わってくるのもこの時期です。

すき焼き用から焼肉用に売れ筋がシフトし焼肉商材とすき焼商材のバランスが変化。
焼肉商材はすき焼き商材に変える部位は少ないのですが、すき焼き商材を焼肉商材として夏場に利用する部位は多くあります。

一例としては肩ロース肉になります。肩ロースは冬場のすき焼き用としてはメイン商材となり、常に不足気味で推移してますが、夏場はその逆で過剰気味になります。

肩ロース肉の特徴を一番表しているのが“ザブトン”といわれる部位ではないでしょうか。
ザブトン（クラシタ・ハネシタとも言います）は脂肪交雑（サシ）がとてもよく入り、肉質・食感も大変素晴らしい部位で、夏場の霜降りカルビとしても利用される部位になり、冬場はすき焼き用として肩ロース肉の顔となる部位です。

当店では歩留まりも考慮に入れ、スライスと共に一部焼肉用として手切りして提供。